【水耕栽培】始めます。
■はじめに
初めまして。
ミタニと申します。
僕の夢は宇宙人に会いに行くこと。
「会う」ではなく、「会いに行く」ことです。
宇宙人に会いに来られたのでは、負けた気分になるので。
さて、この夢は冗談なようで、半分冗談ではなく、
私のこれまでの行動の大目的はすべて、「宇宙人に会いに行くため」です。
短い人生の中で本当に宇宙人に会いに行けるとは思っていないですが、
自分の子孫がより早い段階で達成できるように尽力しています。
一種の新興宗教というか、信念みたいなものですね。
実はこの夢を持ったのは最近(3年前)でして、
宇宙について大学院で学んでいた頃でした。
ある日を境にはっきりと宇宙人に会いに行く!と思ったのですが、
その話は別の記事で書きます。
この記事では、何故私が水耕栽培を始めるのかについて記します。
■水耕栽培を始める目的
私が水耕栽培を始める目的は、
「宇宙を長旅するための効率的エネルギー循環システムを構築するため」である。
宇宙人に会いに行くには、長い旅(数年単位を想定)をする必要があるだろう。
コールドスリープ技術が確立したとしても、超ハイスピードなビークルが誕生したとしてもだ。
宇宙船内という閉じた空間での長旅の実現にはどうすればいいのか・・・
私は「地球を再現すること」であるととらえている。
動物は生きるために呼吸をし、食事をする。
植物が二酸化炭素を酸素に変え、
微生物が動物の排泄物を有機物に分解し、植物の栄養となる。
こうしたエネルギーの循環を宇宙船の中に実現するのだ。
排泄物を微生物が分解した有機物を利用して植物を栽培するシステムの開発。
以下このシステムのことを
「地球式エネルギー循環システム(Earth-like Energy Cycle System)」
略して「EECS」と呼ぼう。
EECSを二つのユニットに分けると、
①排泄物を微生物で分解して肥料にするユニット
②肥料から植物を栽培するユニット
である。
そして、まず最初に取り組もうと思っているのが②である。
(①はもう少し基礎研究を学んでから②に繋がる形で開発を行いたい。)
①も②も古くから人間が農業として行ってきたことに思えるが、
実は古くからの人間の農業技術が必ずしも通用しないのが宇宙船という環境である。
地上で行っていた農業よりも、「効率的で軽量な資材」で達成する必要があるのだ。
ところで、私は何か国や企業から出資を得ているわけではないので、
「こういったシステムを開発する!」と意気込んだところで資金が足りない。
そこで開発資金集めのために、まずは開発への需要を生み出すことから始める。
「効率的で軽量な資材」だからこそ達成できる植物栽培のビジネスを展開し、
その価値を高めていくことが、EECSの開発につながるのだ。
「効率的で軽量な資材」でできる植物栽培を水耕栽培を基軸に開発し、事業化する。
■現状
今私には水耕栽培の知識も技術もない。
しかし、以前植物工場のインターンに参加し理解したのは、私にもできそうだということだ。
決して簡単な道のりではないが私でも学習・研究と実験を繰り返せば、
効率的で軽量な資材での水耕栽培を実現し、事業化までこぎつけると信じている。
実は事業化のアイデアはもう既に持っているので、
あとは「安価・高効率・軽量」な栽培棚を開発するのみである。
今後このブログは、私の水耕栽培実験の記録が多くなると思う。
■読者の方へ
先述したように、私は水耕栽培の素人です。
ただ、夢への熱意とこれまでの人生で培ってきたアイデアの柔軟さを持っていると自負しています。
もし、そんな私を応援してくださる方がいるのであれば、どうかコメントを残してほしいです。
このブログを読んで受けた感想や助言、批評、なんでもよいです。
コミュニケーションをしましょう。
私とあなた方読者とで、このEECS開発プロジェクトは成り立ってゆくのです。
以上