【水耕栽培】実験1 水道水で発芽できるか
■はじめに
この記事では「水道水」での発芽実験について記す。
水道水のみを与えてリーフレタスが発芽するのかについて実験を行った。
■実験内容
以下の条件で計10個のリーフレタス種子をスポンジに播種後1週間様子を見た。
スポンジは半分程度水道水に使っている状態にした。
温度:管理せず(11月の室内:20度前後)
養液:水道水
湿度:管理せず(湿度計は80度程度)
二酸化炭素:管理せず
光:生活の中での光
■実験結果
・最短2日で発芽を確認。
・10個中8つ発芽。
・発芽したすべてが徒長していた。
・茎は白く細かった。(写真参照)
↑播種したスポンジを7日後に取り出した写真
■考察・気づき
①水道水での発芽可否について
水道水でも発芽は可能。
②徒長について
徒長の原因は光不足なのだそうだ。
部屋には自然光が入り込まず、今回の実験では生活光のみが
芽が得る光だったが、それだけでは芽がしっかり育つには光が不十分であった。
種子をスポンジに埋め込み過ぎて、
スポンジから芽が出てくるまでに光を得られなかったことも徒長の要因として、
考えられるのではないかと思う。
③スポンジについて
スポンジのどれだけの深さのところに種子を埋めるかや、
スポンジをどれだけ水に浸けるかなどが要因で、
水道水が十分に種子に届かないと発芽しないのではないかと考える。
今回使用したスポンジは目が粗くあまり水を吸わなかったことが誤算だった。
スポンジを使用する場合はスポンジの目の細かさで選定した方がよいことが分かった。
■まとめ・感想
水道水でも発芽するとは驚いた。
水道水でなく、ちゃんとした養液の場合、
もう少し早く発芽するのだろうか。(発芽に養分は使わなかった気もする)
何はともあれ、発芽は成功したので、次は徒長を抑えて発芽させる実験を行う。
次の実験では今回と同じ実験をLEDの光を18時間/日当てて行い、
光が発芽に及ぼす影響を調査する。
以上